林えいだい
1933年12月4日、福岡県香春町生まれ。早稲田大学文学部中退。アリラン文庫主宰。
大学を中退後故郷に帰り、炭鉱夫を経て香原町役場に勤務。町史の編纂にあたる。
その後、北九州市役所に勤めながらも八幡製鉄の問題を取り上げたため、異動が繰り返され、退職に至る。
徹底した聞き取り調査により、朝鮮人強制連行、差別問題、特攻隊の実相など、人々を苦しめた歴史的事実の闇を追求し続けている。記録作家としての活動が、『朝日新聞』夕刊連載の「ジャーナリズム列伝」61〜80回(2011年6月29日〜2011年7月29日)などで紹介された。
読売教育賞(1967年)、朝日・明るい社会賞(1969)、青丘出版文化賞(1990年)、平和・協同ジャーナリスト基金賞(2007年)ほか受賞。